同じ量、違う書き方
丸の数は変わらない
510=1012
同じ量 / 書き方が違うここに、丸が五つあります。この量は、十進数では五。二進数では、いち、ゼロ、いち、と書きます。量が変わったのではありません。数を書くときのルールが違うだけです。
IT基礎 / LESSON 02
2進数で見つけた「書き方の違い」を、どんなn進数にも使える共通ルールへ広げます。
同じ量、違う書き方
510=1012
同じ量 / 書き方が違うここに、丸が五つあります。この量は、十進数では五。二進数では、いち、ゼロ、いち、と書きます。量が変わったのではありません。数を書くときのルールが違うだけです。
基数とは?
次は10へ桁上がり
次は10へ桁上がり
次は10へ桁上がり
基数とは、一つの桁で使える記号が、何種類あるかを表す数です。使える記号を全部使った次の数で、左の桁へ繰り上がります。
使える数字
n進数の1桁:0 〜 n−1
5進数なら 0、1、2、3、4。数字の5は使わない。
エヌ進数では、一つの桁に、ゼロから、エヌ引く一までの値を置けます。たとえば五進数で使える数字は、ゼロから四までです。数字の五は使えません。
桁の価値
左へひとつ進むたびに × n
位取りでは、数字が置かれた場所によって、その価値が変わります。エヌ進数の右端は一。その左はエヌ。さらに左はエヌの二乗です。左へ一つ進むたびに、桁の価値がエヌ倍になります。
基数の見分け方
13251325
数字の右下にある小さな五は、この数を五進数として読む、という印です。同じ数字の並びでも、基数が違えば表す量が変わります。数字の並びと基数は、セットで確認しましょう。
10進数へ変換
| 桁 | 1 | 3 | 2 |
|---|---|---|---|
| 桁の価値 | 25 | 5 | 1 |
1×25 + 3×5 + 2×1
25 + 15 + 2
1325 = 4210
五進数の、いち、さん、に、を十進数で読んでみよう。桁の価値は、左から二十五、五、一です。いち、かける、二十五。たす、さん、かける、五。たす、に、かける、一。計算すると、答えは四十二です。
確認してみよう
三進数の、いち、ゼロ、に、は、十進数でいくつになるでしょう?
正解は B:11
その通り。右から桁の価値は、一、三、九です。九を一つ、三をゼロ、そして一を二つ使うので、答えは十一です。
だいじょうぶ。まず、右から一、三、九と、桁の価値を書いてみよう。それぞれの数字と桁の価値を掛けてから、全部を足せば答えが見つかります。
まとめ
基数
1桁で使える記号の数
桁の価値
右から1、n、n²、n³…
10進数へ
数字 × 桁の価値を全部足す
基数は、数を書くときのルールです。基数が変わると、使える記号と桁の価値が変わります。でも、数字と桁の価値を掛けて足す、という考え方は同じです。
どんなn進数でも、桁の価値から読めます。